2020年度から妊婦加算が復活!増える金銭的負担vs生まれてくる子の安全

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現在凍結中で2020年度に復活する予定の『妊婦加算』の始まりは2018年4月。次女出産後だったので妊婦加算を私は経験していません。だからという訳ではありませんが、私が妊婦加算を知ったのは妊婦加算への批難が高まり報道各社が妊婦加算について取り上げた2018年11月です。

まさか上の記事を書いた後、非難の声が高まって2019年1月に一旦中断していたとは知りませんでした。中断…下手打ったと思います。『診察や薬の処方など妊婦への特別な配慮をするため』という理由があるなら堂々としていないと!

余計にお金を取るなんてどんなに正当性があっても反対者はたくさんでる!だからって中断なんてしちゃったから、お金を取る理由が軽く聞こえてしまいます。

現に妊婦加算は一旦中断しちゃったことで『妊婦への特別な配慮』や『質の高い診療の提供』なんて理由が上っ面のことに聴こえてしまい、「取れるところから取るんでしょう」なんて感じに解釈されてしまうんです。

しかし、今回の妊婦加算が原因で「次の子(の妊娠・出産)を考えてしまう」という女性がいました。与党からも「少子化対策に逆行する」という意見があります。

確かに余分にお金を払うということは嫌な気分ですが、1回長くても約10ヶ月間の妊娠期間中に健診以外でそんなに、子どもの弟妹を考えてしまうほど病院に行きますか?仮に行ったとしても、妊婦加算を掲げて堂々と特別な配慮を要求できるなら、妊婦の精神衛生とお腹の子どもの安全のためには良いことだと思います。

安全に子どもを産める環境づくりの一環となれば、妊婦加算は少子化対策そのものだと思うのですが。

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「妊婦加算」で妊婦の診察料は割高になる

  • 初診 (自己負担額3割:約230円)
  • 再診 (自己負担額3割:約110円)

以上が【妊婦加算】。妊婦が病院を受診するときの診察料の上乗せ分です(歯科医院は除く)。

加算理由は「妊婦には特別な配慮が必要だから」です。特別な配慮例としては、胎児に影響がすくない医薬品の提供、頻度の高い合併症への配慮などが挙げられます。

しかし「診療後に妊婦だと分かって加算される」という場合もあり(これも合法なので問題なしとされる)、特別な配慮による加算なはずなのに…とモヤッとした点があるのが問題の1つです。

妊婦さんに自己負担を発生されるのは容認できない

自民党厚労部会 小泉進次郎会長のコメント| 2019年6月12日放送 羽鳥慎一のモーニングショーより

自治体によっては「妊産婦医療費助成制度」を設け、医療費の保険診療自己負担分を自治体が公費で助成するケースがあります。このように、与党からは「妊婦の自己負担が新たに生じないようにすべきだ」という意見が出ており、公費を投入するかどうかも見直し案の焦点の1つとなっています。

開業医や病院側も経営が厳しい時代 妊婦加算は医者にとってみれば原価がかからない美味しい加算

東京医科歯科大学大学院 川渕孝一教授(医療経済学・医療政策の専門家)のコメント | 2019年6月12日放送 羽鳥慎一のモーニングショーより

「妊婦加算」がTwitterで炎上して一旦凍結していた

この前 皮膚科に行ったら お会計で呼ばれて「あれ 妊娠中ですか?なら御会計変わります」とか言われて会計高くなった 妊婦加算だとさ

ツイッターに投稿された妊婦のコメント|2019年6月12日放送 羽鳥慎一のモーニングショーより

Twitterの投稿が拡散され、ネット上で「実質”妊婦税”だ」「妊婦いじめ」だと大炎上したのが約半年前のできごと。2018年4月に導入された妊婦税が2019年1月に異例の凍結をした背景です。

大炎上の利用の1つが、多くの妊婦が【妊婦加算】を知らなかったことです。他にもコンタクトレンズの処方など、妊婦かどうかが特に問題にならない診察でも妊婦加算されていたこともあります。

妊婦加算の周知が遅かったのが炎上の理由

医療加算を決めるのは厚労大臣の諮問機関「中央社会保険医療協議会(中医協かく)」です。この協議会は健保組合・医師会・薬剤師会などで構成され、2年に1度診療報酬を改訂しています。

しかし、妊婦加算について2017年10月に議題にあがり、ほとんど議論されないまま2018年4月に導入決定されました。周知も後手で、9月にTwitterで炎上したあとに妊婦加算を通知するリーフレットが11月に発行されました。

妊婦が風邪で受診するは産婦人科?それとも内科?

産婦人科以外の医師はリスクを恐れて妊婦の診療を敬遠する傾向があり、風邪を治したい妊婦がたらい回しにあう問題、産婦人科の負担が増加している問題、これらの解決策の1つが妊婦加算です。

法律(医師法19条1項)では「診察治療の求めがあった場合には正当な理由がなければこれを拒んではならない」とありますが、実際は妊婦の受診は嫌がられます。

医療加算についての理解が足りない

妊婦を診察するのは大変という点を評価されて加算が付いた。実質的に医療報酬は下がっている。

医療従事者の意見①|2019年6月12日放送 羽鳥慎一のモーニングショーより

好きで妊婦加算を取っているわけではない。医療加算は何百とあるので一つ言い始めるとすべてがダメになってしまう。

※医療加算は約2,000種類ある

医療従事者の意見②|2019年6月12日放送 羽鳥慎一のモーニングショーより
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