花粉症の子どもが桃を食べると喉がかゆくなることがある

― 私は桃アレルギー ―

桃を食べると喉がイガイガしてかゆくなるという人に会いました。それも3人立て続けです。私の約40年の人生で桃アレルギーの人は1人も身近にいなかったので「埼玉北部の郷土病?」なんて思ってしまいました。

実はこの3人は花粉症でした。花粉症と桃アレルギーには密接なつながりがあったのです。

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花粉と桃はアレルゲンの構造が似ている

花粉症を起こすタンパク質成分(アレルゲン)とこれらの植物由来の食物に含まれるタンパク質の構造が一部共通しているために、口の中でアレルギー反応が起きることで発症します。

渋谷内科呼吸器アレルギークリニック

桃と花粉なんて全く似つかないのに実はタンパク質の構造が一部共通しています。そのため、桃が体内に入ったときに体は「花粉が体に入ってきた」とアレルギー反応を起こします。

桃にアレルギーがある人はゴムに注意

ラテックスを含んだゴムでも同様の症状を起こすので、合わせて「口腔アレルギー症候群・ラテックスフルーツ症候群」と呼ばれています。

渋谷内科呼吸器アレルギークリニック

桃と花粉はラテックスともタンパク質の構造が一部共通していました。 ゴムアレルギーの場合は、ラテックスフリーのゴム製品を使う必要があります。

アレルギーの主な症状

「口腔アレルギー症候群・ラテックスフルーツ症候群(OAS)」は口の中や唇の違和感(しびれ)、顔が腫れる、呼吸が難しくなるなどの症状がでます。およそ15分以内に症状がでるそうです。

症状が悪化すると、気管支炎喘息やアナフィラキシーショックを引き起こすので要注意です。

アレルギー反応が出やすい果物・野菜

花粉症の人に反応が出やすい果物や野菜

  • フルーツはリンゴ、キウイ、モモ、メロン、サクランボ、マンゴー、グレープフルーツ など
  • 野菜はセロリ、ニンジン、トマト、ジャガイモ など

子どももアレルギーを知っておくべき

アレルギーは命にかかわることなので、子どもでも「人によっては食べてはいけないものがある」「食べるともしかしたら死んじゃうかもしれない」等と、きちんと教えておかなくてはなりません。

子ども本人にアレルギーがなくても、学校等でアレルギーのある子どもと接する機会はあります。アレルギーは「子どもだから」ですませられるものではありません。

【体験談】

先日、桃アレルギーの子どもの弁当箱のフタにキウイがのっていたことがあり、同じアレルギー反応が起こる可能性から幼稚園はその子の保護者に連絡をしました(普段は給食で月に1回お弁当の日がある幼稚園)。

キウイがのっていた原因はお弁当の中身の交換でした。

幸い今回は何も問題が起きませんでしたが、お弁当の中身の交換はアレルギーを持つ子どもの保護者と幼稚園にとって恐怖以外の何物ではないそうです。

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takka

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