無垢床についてしまった水の痕をほとんど消せる蜜ろうは安心安全な天然素材

我が家のリビングと廊下の床材は無垢材で、無垢材を使った床は「無垢床」や「無垢材フローリング」と言われます。

無垢材フローリングは通常のフローリングより高くなりますが足触りと色合い(風合い)が段違い。展示場で惚れ込んだ私たちは奮発して深い色合いが特徴のブラックウォルナットの無垢床を選びました。

ウォルナットは胡桃の樹で、他の木材に比べて固いです。そのため建築会社からは「床からの反発が強くて足が痛くなる」と言われましたが、靴下や裸足で暮らして4年ほどたちますが特に異常はありません。この家で生まれ育った娘たちも特に同じなので良かったです。

無垢床材がフローリング材よりも劣るのが機能です。

フローリング材は使いやすさを視野に改良された素材なので丈夫で、表面に樹脂製のシートを貼って防水効果など機能性があります。一方で無垢床は木肌がむき出しなのでキズや打痕がつきやすく、水や油が落ちるとシミができてしまいます。

一方で、表面に樹脂製のシートを貼っている以上はフローリング材は「擦切れる」「剥がれる」「紫外線で劣化する」といったトラブルが生じます。無垢床は劣化はもちろん、保水性があるので乾きすぎて木肌が荒れるということは滅多にありません。もし表面が傷んでも削るなどして簡単に補修することができます。

修復のときに使うのが【蜜ろう】。市販されている商品は『蜜ろうワックス』や『蜜ろうクリーム』になります。

蜜ろうを使えば無垢材にしみついた水痕を消せる

水滴の痕がついた無垢床

子どもがいれば家の中が水で濡れるなんて日常茶飯事。無垢床でもある程度の撥水効果はあるので直ぐにふき取ればシミにはなりませんが、些事に追われて後回しにしてしまって上の写真のようにシミになってしまうことがあります。

蜜ろうを使うと下の写真のようにこのシミが目立たなくできます。

蜜ろうをつけて1日馴染ませた後の状態

蜜ろうの使い方は簡単。

シミ周辺に蜜ろうをつけ、乾いた雑巾等で余分をふき取りながら馴染ませればお終いです。できれば4~8時間はできるだけ触ったり踏まないようにすれば、蜜ろうがよく馴染んで撥水効果や汚れ防止効果が高まります。

時間が経ったシミや黒ずみはやすりで削って蜜ろう

無垢床の最も優れている機能は「削れば新しい木肌が出てくること」です。

削るには紙やすり(サンドペーパー)が一番手軽で適しています。紙やすりには目の粗さ(番目)があり、必要以上に木肌を荒らさないように#600~#800の細目がおすすめです。

気になる部分を木目に沿って紙やすりで削ったあと、削った部分を中心に蜜ろうをつければキレイになります。


紙やすりで削るのに抵抗がある場合は酢で拭いて蜜ろう

細目の紙やすりで丁寧に処理すれば削ったことも分からないように修復できますが、木目に傷をつけるのが嫌という場合は酢(水)でシミの痕を消すことができます。

酢はそのまま原液でも、水と1:1に混ぜた酢水でも良いです(原液のままのほうが汚れは落ちやすい)。酢は純米酢でも良いですが、私は除菌効果のあるアルコールが混ざった安価な醸造酢を使用しています。

拭いている最中は鼻にツンとくる酢独特のニオイがありますが、これは乾けばにおわなくなります。

脱衣所や結露する窓の傍など、湿度の高いところの木材は無垢材もフローリング材も黒ずみ(かび)が発生しやすいです。

<カビ退治=カビキラー>というイメージがありますが、木材に風呂場で使うカビ駆除剤を使うと木を傷めてしまいます。木材のカビ退治には揮発性の高いアルコールや木材専用のカビ取り剤を使うのが一番良いです。


カビホワイトは用途別に数種類あるので「木材・畳用」を選びます

蜜ろうはミツバチの巣から採れる天然の安全素材

楽天市場で購入した「みつろうクリーム」

「蜜ろう」とは、ミツバチが巣を作るときに分泌する”ろう(蝋)”です。

ミツバチの収穫時にとれたミツバチの巣をたくさんのお湯で洗い、いろいろな不純物を取り除いて精製したものが蜜ろうとなります。融点が低いため精製工程でも化学物質を使う必要がなく、完全天然素材で人体に害はありません。

害がないどころか、日本では未だあまり馴染みがありませんが、美容や健康のために海外では巣ごとはちみつを食べる習慣があります。

自然素材なので手肌に優しく、小さな子どもやシックハウス症候群やアトビーなどアレルギー症状のある人でも安心して利用できます。

蜜ろうワックス(蜜ろうクリーム)には蜜ろうとエゴマ油だけで作られたものも多く、これらは口に入れても安全なので気の食器や乳幼児向けの木のオモチャの手入れにも使用できます(有機溶剤・乾燥剤等が不使用であるか要チェック)。

無垢床は乾燥して乾いてしまうことがあります。そのため定期的に油を染み込ませて保湿する必要がありますが、素人の私は蜜ろうワックスを使っています(1~2年に1回の頻度)かけています。

楽天市場で購入した「みつろうクリーム」は容量が90gですが、乾かないうちに使い切るには丁度良い量なので繰り返し購入しています。蜜ろうワックスはネット通販での購入が基本となります(ホームセンターやドラッグストアはフローリング材用のワックスのみ取り扱い)。

十分に油が浸み込んだ無垢材には撥水効果(水を弾いて染み込ませない効果)があるので水の痕を防止する効果もあります。塗布後は木目が浮き出て気の表情をキレイに見せてくれます。


みつろうクリームは40g、90g、200gとあるので使用範囲に合わせて購入(乾いてしまうため長期保存には不向き)

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takka

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