古着独特の臭いが嫌い!カビの除菌と防虫剤の臭いをとる方法

中古買取店独特の臭いが苦手という人は多いです。

私もあの臭いが嫌なので、今まで古着に対して拒否反応がありました。しかし<”良いもの”を安く買うことができる>ことがわかり、最近はよく利用するようになりました。

今回はあの独特な臭いをとる方法をまとめました。

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古着屋のニオイはカビ・防虫剤・お香

古着屋さん独特のあのニオイの原因は「カビ」「防虫剤」「お香」の3つだと推測できます。そのため、どこの古着屋さんに行っても大体あのニオイがします。

お香は個人宅で焚いていたもののニオイが移ったというよりも、古着屋が色々なニオイを誤魔化すために焚いていたものの可能性があります。古着屋さんでは「チャンダン」や「ガーネッシュ」といったインド系の香が焚かれることが多いです。

カビのニオイは除菌して根本から断つ

カビのニオイは『ハイター』(花王)などの酸素系漂白剤でとることができます。酸素系漂白剤でニオイがとれない場合は塩素系漂白剤を使うと良いですが、塩素系漂白剤には使える衣類と使えない衣類があるので注意が必要です。

塩素系漂白剤は白物専用です。木綿、麻、ポリエステル素材の衣類には使えますが、毛、絹、ナイロン、アセテート、ポリウレタン素材の衣類には使えません(酸素系漂白剤は木綿、麻、化学繊維、毛、絹のどれでも使える)。

酸素系も塩素系も<水洗いできないもの>には使えません。金属製の付属品や含金属染料で染めたものは変色してしまうので、これらの衣類にもどちらも使えません。

酸素系漂白剤で除菌する方法

40℃程度のぬるま湯をバケツに溜めて漂白剤を入れ、そこに衣類を浸して約1時間放置しています(2時間以上の浸け置きは、生地を傷めたり、色落ちする可能性がある)。

水でも良いですが、ぬるま湯の方が除菌効果があります。

塩素系漂白剤で除菌する方法

塩素系漂白剤は除菌・漂白したいものと接触するとゆっくり塩素を放出して効果を出していきます。塩素ガスが微量でも発生するので塩素系漂白剤を使用する時は換気が大切です。

40℃程度のぬるま湯をバケツに溜めて漂白剤を入れ、そこに衣類を浸して約5分間放置します(10分間以上の浸け置きは、生地を傷めたり、色落ちする可能性がある)。

塩素系漂白剤を樹脂加工した衣類に使ってしまうと黄色く変色してしまいますが、『ハイドロハイター』(花王)のような還元系漂白剤を使うと元に戻ります。また、衣類に日焼け止めがついているとピンク色に変色してしまうことがありますが、衣類用洗剤で揉み洗いすればキレイになります。

塩素系と酸素系を混ぜてはいけない理由

塩素系と酸素系を混ぜると有害な塩素ガスが発生するので危険です。「酸素系で効果がなかったから次は塩素系を試す」という場合はしっかり酸素系漂白剤をすすぎ洗いして落としましょう

塩酸が含まれている酸性タイプの洗剤と混ぜた場合は、次のようになります。

NaClO+2HCl→NaCl+H2+Cl2(Cl2が塩素ガス)

「まぜるな危険」と書かれた製品は、定められた塩素発生試験をして1.0ppm以上の塩素ガスが発生した製品です(このような製品には「混ぜるな危険」表示が義務)。

次亜塩素酸ナトリウムは塩素が出やすい性質です。本来は不安定な危なっかしい物質ですが、アルカリ剤を入れることで安定させています。

花王のハイターは酸素系と塩素系を混ぜても安全

花王の公式サイトでは、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜても酸素が発生するだけなので安全といっています(容器が膨張して破裂する危険性はある)。

本当です。

なぜかというと花王の酸素系漂白剤は過酸化水素(H2O2)を利用しているため次のようになります。

NaClO+H2O2→NaCl+H2O+O2(O2は酸素ガス)

塩素系で次亜塩素酸ナトリウムを使うものは多いので、塩素ガスの発生事故を防ぎたいならば、過酸化水素を使った酸素系洗剤・漂白剤が比較的安全ともいえます(混ぜないにこしたことは無いが)。

防虫剤のニオイは風を通してとる

防虫剤の臭い(成分)は風通しの良いところで2~3日間ほど陰干しすることで取れます。干すときはハンガーを使いましょう。

陰干しでも臭いがとれない場合、直ぐにその衣類を使いたい場合、スチームアイロンでスチームを吹きかけることで臭いを落とすことができます(防虫剤の成分は熱と水分に弱い)。

スチームアイロンを衣類から2~3cm浮かせて蒸気を当て、その後数時間干しておけば臭いがとれます。また、濡れたタオルを衣類にあてて、その上からアイロンを当てる方法もあります。

防虫剤の臭い成分には4種類あります(1つは無臭タイプ)。「古着屋さんで気分が悪くなった」という人は樟脳もしくはナフタリンの成分が原因かもしれません。

防虫剤のニオイは目や鼻が痛くなり頭痛も起こす

防虫剤は以前は樟脳やナフタリンを使用されていましたが、現在はパラジクロルベンゼンが主流です。但し、古着屋なので樟脳やナフタリンのニオイも交じっている可能性があります。

ナフタリンは揮発性が高く、目に刺激があったり頭痛を起こしたり、気分が悪くなったりしてしまいます。パラジクロルベンゼンの方がニオイが強く、目や鼻に刺激があります。

購入した衣類のポケット等から小さな紙や不織布の包みがあったら防虫剤である可能性があります。

樟脳、ナフタリン、パラジクロルベンゼンのいずれでも、防虫剤は直接触ってはいけません(包みに入れたまま直ぐに捨て、防虫剤成分が漏れている可能性もあるので必ず一度洗濯しましょう)。皮膚炎を起こしたり、ひどい場合は中毒症状が出てしまいます。

子どもやペットが防虫剤を誤飲してしまった場合

防虫剤を誤飲した場合、意識があり呼吸や脈拍に異常がない場合は応急手当をします(意識がない・けいれんを起こしているなど重篤な症状がある場合は急いで救急車を呼ぶ)。

ナフタレンは症状が出るのが遅い(一般的に1~2日後)ため、応急処置をした後でも注意が必要です。

  1. 口の中に残っているものがあったら取り除く
  2. 口をすすいで、うがいをする(難しい場合は濡れガーゼで口の中の成分をふき取る)
  3. 水を飲ませて成分を薄める※

※水を飲ませる量が多過ぎると吐いてしまう。子どもの場合は120ml、大人の場合は240mlを超えないように気を付ける。

※牛乳など脂肪分が多いものを飲ませると、防虫剤の成分が脂肪が溶けて体内に吸収されて更に危険です。

誤飲した防虫剤を家庭で吐かせようとしては絶対にいけません。吐かせることで症状が悪化する危険性があります。

お香のニオイが我慢できないときは?

基本的にはお香のニオイも防虫剤と同様に、 風通しの良いところで2~3日間ほど陰干しすることで取れます。干すときはハンガーを使いましょう。

ニオイには好き・嫌いがあり、お香のニオイは人によっては我慢できないものになります。急いで取りたい場合は『ファブリーズ』(P&G)などの布用消臭剤を使いましょう。

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