コンクリートの上の赤い小さな虫の正体は?

「コンクリートの上にいる赤い小さな虫が気になる」という旦那に言われて、DIYしたモルタルの上を見ると赤い点のような小さな虫を発見しました。それも大量に…

この赤い虫について調べてみると「タカラダニ」と言うことが分かりました。このダニは若葉新緑の時期に、全国各地で大量に発生します。”コンクリート好き”と一部で言われるようにコンクリートの上などでよく見られるものの、生態やどのように生活しているかは未だ解明されていない生物です人体への被害は報告されていないことから特に警戒などはする必要がないようです。

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【目次】
● 赤い小さな虫の正体は”タカラダニ”
● タカラダニはコンクリート好き?
● タカラダニの駆除・予防策

赤い小さな虫の正体は”タカラダニ”

タカラダニは”不快害虫”です。不快害虫とはアリと同じように、人体への被害はないものの見た目(大量発生など)で不快感や恐怖感を与える害虫です(アリに関する記事:)。

タカラダニの体長は1mm前後でダニとしては比較的大きめです。全身が鮮紅色で、家屋周辺や外壁が真っ赤に染まるほど大量発生することがあります。気づかずにタカラダニの上に座って衣類が汚染されるなどの被害はありますが、不快害虫なので人が刺されたり咬まれたりするなどの被害は特に報告されていません。

タカラダニの分布については詳細は不明で、日本各地で発見されています。4月末から6月に屋外のコンクリートの上で発見されることが多く、場合によっては屋内にも侵入します。

タカラダニはコンクリート好き?

タカラダニはよくコンクリートの上で見られるので”コンクリート好き”と言われています。カタツムリのようにコンクリートを食べているかどうかは不明のようですが、コンクリートのような多孔質の材質には花粉や有機物が付着しやすく、タカラダニはコンクリートに付いた花粉を食べているという説があります(タカラダニが花粉を食べることは確認されている)。

タカラダニの成虫は全てメスで単為生殖で増えていきます。タカラダニは梅雨の時期に苔の間に卵を産みます。苔の間に産むのは幼虫期に苔を食べることが分かっているのですが、コンクリートについた花粉も食べることが分かっているのでコンクリートにも卵を産んでいる可能性もあります。大量発生を防ぎたい場合はコンクリート製の壁や床にある苔をこそぎ落とすようにしましょう。

タカラダニの駆除・予防策

タカラダニの生態は未だ不明な点が多く、エサや耐寒性(越冬性)が分かっていないため確実な予防対策はありません。タカラダニの駆除の方法としては殺虫剤や水が有効です。小さな子どものいる家庭など殺虫剤の使用を控えている場合は水で洗い流せば駆除できます。潰すと赤い汁がでて、衣服を汚したり、場合によっては炎症(アレルギー反応)を起こすことがあります。タカラダニはつぶさないように駆除しましょう。

水でも駆除できるタカラダニですが、コンクリートのような多孔質の材質のものは水をかけても乾きやすく、乾くとすぐにタカラダニが発生することがあります。水をかけたのにすぐにタカラダニが発生した場合は周囲にタカラダニが潜む苔があると考えられます。建物の基礎(コンクリート)に苔が生していると室内でもタカラダニが発生することがあります。コンクリートの壁や床に生した苔はタワシや高圧洗浄機を使用して除去しましょう。

徹底的に駆除するには殺虫剤が有効です。屋内への侵入が心配される場所は残効性のある殺虫剤を吹きかけておくと良いです(小さな子どもがいる家庭などでは使用方法に注意しましょう)。

タカラダニの駆除方法をあげましたが、タカラダニは人体に被害はなくただ”気持ち悪い”だけです。1年のうち発生するのは4月下旬~梅雨が始まる頃までで、梅雨の時期になると自然にいなくります。タカラダニを必要以上に駆除する必要はない考えられます。

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(April 01, 2017)

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takka

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