スマートメーターと契約アンペア数の変更

この冬は何度も「電化製品が一斉に一時停止して数秒後自動的に復旧する」という経験をしています。

原因は「一度に電気を使い過ぎてブレーカーが落ちたから」だったのですが、私も旦那も『一時的な停電』だと思っていました。ブレーカーを上げていないのに自動的に復旧していたからです。

以前は当たり前だった「ブレーカーを上げる」という行為がいまでは多くの家庭で不要になっています。知っていましたか?理由はスマートメーターの導入です。このスマートメーターには契約用安全ブレーカーの機能が内蔵されています。
建物の外壁に設置されたスマートメーター
いまの分電盤には漏電ブレーカーと回路ブレーカーしかなく、ブレーカーが落ちるたびに上げていたあのレバーはもうありません。
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停電からの自動復旧…スマートメーターにはそんな機能があったんですね

「何度もブレーカーが落ちていたのか」と分かり、我が家は30Aの契約を40Aに変更することにしました。現在auでんきから昭和シェル電気への変更手続き中なので、契約アンペア数の変更は昭和シェル電気からの電気供給が開始されてからとなります。

この契約アンペア数の変更も以前とは異なります。

以前は業者さんが分電盤の契約用安全ブレーカーの交換をしていましたが、今はスマートメーターを使って遠隔で契約アンペア数を変更できるので工事立ち合いが不要となっています(変更も早い。申請後約2営業日で変更可能)。

スマートメーターについて知らないことが多いことが分かったので、今回はスマートメーターについてまとめてみました。これからスマートメーターに切り替わるという人の参考になると嬉しいです。

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スマートメーターへの切り替え

電気量を計測するメーターが機械式の計器から順次スマートメーターへ切り替えられています。’14年に始まり、東京電力管内では’20年までに全ての計器をスマートメーターに交換することを目指しているようです。交換費用は原則無料です。

【スマートメーターへの切り替えタイミング】
・メーターの定期的な取り替えのとき
・新築で住居を建てたとき
・電気の供給者変更(契約切替)のとき
  ↑
基本的にこのタイミング以外の交換(契約者が交換を希望した場合など)は受け付けていない

参考:「電力メーターとは/一般の方向け」(東京電力パワーグリッド株式会社公式サイト)

機械式計器からスマートメーターに切り替えられることについて私たち消費者側に特にデメリットはなく、メリットは次の通りです。

・ 30分ごとの電力量が分かる
・ 工事の立ち合い不要で契約アンペア数を変更可能
・ 遠隔で通電状況が分かるため停電復旧が早い
・ 【引っ越しなど】最終使用量の確認作業(立ち合い)不要

基本的なメリットは遠隔で操作できることです。検査員や工事業者の現地作業が大幅に削減され、契約者が立ち会わなくてはいけない負担がグッと減りました。

また30分ごとに電気使用量の推移が分かるため、電気料金プランの見直しや電気の供給者変更(契約切替)など契約者側が優位に活用できます。

ブレーカーが落ちても自動で復旧

契約アンペア以上の電気を使用すると契約用安全ブレーカーが落ちます。これは今も昔も同じですが、以前は建物内の分電盤に設置されていた契約用安全ブレーカー(リミッターレバー)が今ではスマートメーターに内蔵されているため「ブレーカーをあげる」という作業は不要になります。
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契約用安全ブレーカーが落ちたときの停電は一時的です。契約用安全ブレーカーが落ちたときは基本的に数秒~十数秒後に自動復旧する仕様になっています。停電が継続している場合は分電盤内の漏電ブレーカーおよび回路用ブレーカーの確認が必要です(この2つのブレーカーは自分で確認しないといけない)。

ブレーカーが落ちたと考えられる場合は、原因となった電気製品のプラグをコンセントから抜くもしくは電源をオフにして下さい。オフにしないと再度ブレーカーが落ちる可能性があり、短時間内にこのような電気の使い過ぎによる停電が一定回数以上発生した場合は自動復帰せずにずっと停電したままになります(電気の供給会社に連絡する)。

あまり頻繁にブレーカーが落ちる様ならば契約アンペア数の変更も検討しましょう(ブレーカーが落ち続けると家電にも不可がかかります)。アンペア数の契約は通年契約なので、変更後1年間は変更することができません

電力の供給会社と小売事業者

電力自由化に伴い私たちは電力の小売り事業者を自由に選べるようになりましたが、電力の供給会社(電力会社)は今まで通りです。埼玉県内ならば電力の供給会社は東京電力となります。

スマートメーターの設置は東京電力が行います。そのため電力の小売り事業者を変更してもスマートメーターの交換は基本的に必要ありません。すでにスマートメーターが設置されている場合、小売り事業者を変更しても現行のものをそのまま使用することになります。

電力の小売り事業者を変更する場合、基本的に新しい事業者のサービス利用開始日は今までの事業者の検針日となります。スマートメーターの場合は検針日が分からないので、必要ならば事業者に問い合わせる必要があります。この点については「」を参考にして下さい。

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