給水・給湯配管に使う架橋ポリエチレン管

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毎日の楽しみと言えば建築中の現場を見に行くことです・・・が、ここ1週間変化がなく「つまらない」状況です。

工事業者さんも複数の現場をかけ持っている様で忙しそうです。現場は給排水衛生設備工事(外部配管)が完了しています。
IMAG2058_水回りの工事

床下を這う給水・給湯の配管はタグ付けされており、メンテナンスしやすいように工夫されています。今日は給水と給湯配管に使用される”架橋ポリエチレン管”について調べてみました。

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IMAG2057_さや管ヘッダー工法
今の建物の給水および給湯配管には”架橋ポリエチレン管”が使用されています。架橋ポリエチレン管は”さや管ヘッダー工法”で繋げられています。

「普通のホースじゃないんだ」

ぐにょぐにょと這う姿は洗車や水やりのときに使用されるホースに似ていますが、一般的なホースは軟質塩化ビニルで素材が異なります。

【架橋ポリエチレン管の特徴】
● 優れた耐食性
● 優れた耐塩素水性
● 優れた耐寒性・耐熱性
● 優れた電気絶縁性
● 内側が平滑で摩擦抵抗が低い
● 化学的に安定している
● 強度が高い

土壌への対応力が高く、塩素処理している水でも腐食せず、熱さにも寒さにも次いでに電気にも強いというスーパー素材です。水垢がつきにくい素材で、供給する水が化学汚染される心配もありません

今まで建物の配管に使用されていたのはポリ塩化ビニル管(通称”塩ビパイプ”)です。塩ビパイプに比べて架橋ポリエチレン管は破損しにくいという特長があります。
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環境応力亀裂による劣化がない

塩ビパイプの場合、配管内に水を溜めたまま放置すると配管が拡がる方向に圧力がかかり続け変形してしまいます(”クリープ現象”という)。架橋ポリエチレン管は柔軟なので変形は小さく収まります

またポリエチレン管の柔軟性と、加えて軽さは施工性を向上させました(現場が楽)。本記事の参考は架橋ポリエチレン管工業会公式サイトです。

最近では「誰でもメンテナンスできるように分かりやすく」が建物の建築でも基本となっているようです。そのため給水・給湯においてポリエチレン管は2色使用し、一般的に青が給水で赤が給湯と分けられています。

架橋ポリエチレン管をつなげる”さや管ヘッダー”もこの分かりやすさを重視されています。配管の継ぎ目が一目で解り、管にラベリングすることで作業性を向上させています。

さや管ヘッダー工法を用いることで各ヘッダーから水場までの分岐はなく、直接配管することで同時に2ヶ所で水・湯を使っても減圧しません

我が家が2階リビングを採用しても配管などに特別費用がかからなかったのはこの架橋ポリエチレンの効果です(ヘッダーから分岐はないため施工費はさほどかからず、長い架橋ポリエチレン管が必要だっただけ)。

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