欠礼状が届いた場合はどうしたらいい?

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喪中欠礼(欠礼状)が友人から届きました。もうそんな時期になったんだなと1年の早さを実感します。

欠礼状は毎年1~3枚届くのですが、毎度「どう対応するか」悩んでいます。今日は欠礼状の出し方ともらったときの対応方法を調べてみました。

欠礼状で年賀状を出せないことを通知する

喪中の期間中に新年を迎えるときは「年賀欠礼」または「喪中欠礼」を出す習慣があります。現代では喪の期間(欠礼)は誰が死んでも一律で”1年間”ですが、明治時代からの忌服規定では”誰が死んだか”で喪の期間が異なりました。

明治時代の忌服規定:喪の期間
● 両親が死んだ場合      … 1年間
● 夫が死んだ場合        … 1年間
● 妻が死んだ場合        … 3ヶ月
● 子ども・兄弟が死んだ場合 … 3ヶ月
● 祖父母が死んだ場合     … 5ヶ月
● 叔父・叔母が死んだ場合  … 3ヶ月

年賀欠礼状(欠礼状)はその年に近親者を失くした場合に出す挨拶状です(不幸があった翌年は正月祝いをしないというのが一般的なため)。

欠礼状の出し方

欠礼状は”年賀状を出せない”ことを知らせることが主たる目的で、欠礼状を出すことで身内の不幸を知らせることもあります。欠礼状は年賀状のやりとりがある人に対して出します。先方が喪中であることを知っている場合でも基本的には欠礼状を出します。年賀状を準備する前に手元に届くように、欠礼状は12月初めには先方に届くように準備・手配します。

欠礼状の差出人は独身の場合は個人名、結婚している場合は夫婦連名が基本です。誰が亡くなったか分かるように故人の名前(フルネーム)と故人との続柄を必ず書くようにしましょう。自分から見たら続柄が「義父」「義母」など姻戚関係にあるものでも夫婦連名の場合は「父」「母」と書くようにします。

年賀状にもありがちですが”出していない人から届く”ということもあります。欠礼状を出していないのに年賀状が届いた場合は、1月7日を過ぎてから寒中見舞いを出すようにしましょう。

欠礼状を出すときのポイント
● 12月初めには相手に届くように準備する
● 年賀状のやりとりがある人に出す(喪中だと知っている人にも)
● 誰が亡くなったか分かるように故人の名前と続柄を記す
● 欠礼状を出していない人から年賀状が届いたら寒中見舞いを出す

欠礼状の書き方のポイントと文例

欠礼状の文面は”気をつけたいこと”はあるものの決められた様式はありません(故人の名前と続柄を記す程度)。書き慣れないものなのでインターネットで調べた文面をそのままというケースも多いですが、個人との想い出を盛り込むと”丸写し感”がなくなります。

欠礼状の文面で”気をつけたいこと”
● 故人の名前(フルネーム)と続柄を記す
● 「年賀」という単語は使わない

”身内に不幸があったので新年の御挨拶は控えさせて頂きます”と伝えたいときに「年賀の挨拶」はNGです。「年始」「年頭」「新年」などの単語に言い換えましょう。

<文例>
寒さが厳しくなってきましたが、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。本年〇月に〇(続柄) 〇〇〇〇(故人のフルネーム)が〇〇歳にて永眠いたしましたので、 年末年始のご挨拶を遠慮させていただきます。本年中に賜りましたご厚情に心より御礼を申し上げます。

欠礼状が届いたら

欠礼状が届いたら年賀状は出さないようにします。欠礼状に対して返事を出さなくてもマナー違反ではありません。しかし”返事を出さないと気になる”という人は寒中見舞いを出すことをおすすめします。また最近では控えめなデザインのクリスマスカードを利用して返事を出すケースも増えています。

欠礼状で不幸を知った場合は、電話や手紙でお悔やみを述べるのが良いです(付き合いの程度による)。手紙の場合は「初めて御不幸を知り、驚いております」「おさびしいことと存じますが、いかがお過ごしですか」などで始め、最後は「くれぐれもお身体に気をつけて」で締めくくることをおすすめします。

寒中見舞いの書き方のポイントと文例

寒中見舞いは寒の入り~立春の前日(1月5日頃~2月4日頃)に出すようにします。寒中見舞いは年始の挨拶状というより冬の最も寒い時期に書く便りなので、寒中見舞いの文面に先方の安否を気遣い、こちらの近況などを書くようにします。年賀状を出し損ねてしまった人が寒中見舞いを出すケースも多いです(年賀状は1月7日以降は出さないのがルール)。

<文例>
寒中お見舞い申し上げます。寒さが厳しくなりましたがいかがお過ごしでしょうか。おかげさまで、私ども家族一同元気に過ごしております。・・・(略)・・・ご家族の皆様には お身体を大切にお過ごし下さいますようお祈り申し上げます。

● ”欠礼状を出していないけれど年賀状をもらった”ときに一筆
喪中のため、年始のご挨拶を差し控え失礼しましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。

● ”年賀状を出しそびれた”ときに一筆
年賀状を頂きながらご挨拶が遅れまして申しわけ ございませんでした。
新春のご祝詞をいただきながらご挨拶が遅れ、まことに申しわけございません。

【参考/出典】
● 【文面事例集】喪中・欠礼のごあいさつ/AllAbout
  https://allabout.co.jp/gm/gc/71917/

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