乾燥した環境で感染拡大!インフルエンザの流行中の予防法

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39℃近い熱が出た娘を医療機関に連れて行くとインフルエンザの検査を受けました(結果は陰性)。ただ、娘が医療機関を受診している間にインフルエンザの大流行により幼稚園が学級閉鎖となりました。

1月11日(金)厚生労働省から発表された12月31日~1月6日までのインフルエンザ発生状況によると、全国の推計患者者数前週に比べておよそ1.5倍となりました。 インフルエンザ患者は全国で推計56.8万人いるようです。

参考:インフル患者、一週間で14万人増加 さらなる流行拡大が懸念(ウェザーニュース 2019年11月11日)

この急な感染拡大は 太平洋側を中心に空気が乾燥している状態が続いていることが原因の1つです。東京は昨年の12月24日から全く降水がなく、今後もしばらく空気の乾いた状態が続きそうです。今後もインフルエンザ流行の拡大に警戒が必要です。

インフルエンザA型の特徴は39℃以上の高熱です。

インフルエンザが流行している間に高熱が出た場合、できるだけ早く医療機関を受診してインフルエンザの検査を受けることで感染拡大を少しでも防ぐことができます(医療機関に行くときは必ずマスクをし、帰宅時には手洗い・うがいを忘れないようにしましょう)。

外出時は必ずマスクをつける

インフルエンザの流行がピークを迎える時期(12月下旬~3月上旬)は外出時に必ずマスクを着用しましょう。また、疲労気味や睡眠不足など、体調が万全でないときは感染しやすいので、できるだけ外出を控えましょう。

関東地区は現在20日以上雨が降らず空気はカラカラに乾燥しています。50~60%の湿度があれば15分ほどでインフルエンザウイルスは死滅しますが、乾燥していると24時間ほど生存することもあります。

湿気を含む衣類に付着したウイルスはさほど問題ではありませんが、ドアノブやスマホなど金属や樹脂に付着したウイルスは長生きする可能性があるので要注意です。

インフルエンザウイルスはアルコールに弱い

手洗い・うがいは感染症予防の基本的手法です。手・指や口内を洗浄することでインフルエンザウイルスを物理的に除去できます。

エンベロープという脂質性の膜で包まれているインフルエンザウイルスはアルコールに弱いため、アルコールを主成分とした消毒剤で効率よく除菌できます。

紅茶でインフルエンザを予防できる

紅茶がインフルエンザウイルスを無効化するのに要する時間はわずか15秒ということが研究で分かっています。同研究では、生体内にでも同じ様に無効化が働いて、無効化したインフルエンザウイルスは感染力が復活することがないため発病を抑制できることも判明しています。

三井農林の研究プロジェクトが行なった「紅茶のインフルエンザウイルス感染阻止力の研究」の結果、紅茶はインフルエンザウイルスを無効化する能力が高いことが分かりました。

紅茶に含まれている『テアフラビン』という成分によるものです。テアフラビンはレモンで働きが促進され、ミルクで働きが阻害されます。紅茶でインフルエンザを予防したい場合、ミルクティーよりもレモンティーの方が効果が大きくなります。

娘の通う幼稚園では緑茶や麦茶で「お茶うがい」をしていますが、「紅茶うがい」はインフルエンザウイルスの感染阻止に役立ちます。また、ホットティーで体内を温めることで代謝もアップし、風邪など他の感染症の予防にもなります。

カフェインが心配な妊婦や小さな子どもにはカフェインレスの紅茶がおすすめです。同研究ではカフェインレスの紅茶でも、インフルエンザウイルスを無力化する効果は変わらないことが確認されています。

参考:インフルエンザ予防に紅茶が効果的 三井農林の研究プロジェクトにより判明(@niftyニュース 2019年1月15日)

「甘い紅茶がいい」という人は、インフルエンザウイルスの増殖を抑える効果のあるマヌカハニーを入れるのをおすすめします。「マヌカ」とはニュージーランドに生息する植物で、マヌカハニーには他のハチミツにはない健康的なメリットが多くあります(MGOの数値が高いほど健康のケアに効果が大きい)。

参考:女子のあらゆる”冬の不調”を撃退するハチミツ「マヌカハニー」ってなに?(徳間書店公式サイトAsajo 2015年12月12日)

2018-2019年のインフルエンザの予防接種の効果は?

インフルエンザの予防方法としてインフルエンザワクチンの接種は有効です。仮に感染しても重症化や合併症を防ぐことができます。

インフルエンザは毎回流行するウイルスのタイプが異なるため、毎年の予防接種が必要になります。毎年10月からインフルエンザワクチンの接種が始まる医療機関が多いようです。

但し、インフルエンザワクチンで予防できるのは事前に流行ると予想された中から選ばれた4タイプです。2018-2019年はAH1N1pdm09とAH3亜型(シンガポール型)のA型が2つとB型が2つです。

埼玉県のインフルエンザ流行情報を見ると、感染者の半数以上からAH1pdm09が検出されています。東京都では66.7%がAH1pdm09、残り33.3%がAH3亜型(A香港型)という報告が上がっています(2019年1月現在)。

インフルエンザの予防接種には優先順位がある

2018-2019年のインフルエンザワクチンの製造予定量は2018年11月16日に約2,720万本と公開されました(1本=1ml)。ワクチン量には制限があるので、ワクチンの円滑な利用のために予防接種を断られるというケースもあります。

厚生労働省が決めたワクチン接種の基本方針では、毎年10月から医師などの医療従事者を対象に接種を始め、11月からは妊婦や糖尿病などの基礎疾患をもつ人に対象を広げ、12月からは1歳~小学校3年生など小児、高齢者と順次対象者を広げていっています。

この優先順位に入っている対象者は約5,400万人です。

生後6ヶ月からインフルエンザワクチンの接種ができる

インフルエンザワクチンを接種してよい月齢については「生後6か月から」という見解が一般的です。 厚生労働省のWebサイトではインフルエンザワクチンの接種量および接種回数に関して「(生後)6か月以上」という記載があります。

米国保健社会福祉省および疾病予防管理センターも「月齢6ヶ月~59ヶ月の健康な乳幼児はインフルエンザワクチンを毎年接種すべき」と推奨しています。

妊娠中でもインフルエンザワクチンの予防接種ができる

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンなので、妊娠中でも接種することができます。

妊婦さんがインフルエンザに感染すると、風しんの感染のように胎児に障害が現れることはありませんが、妊娠経過や出産等に悪影響を及ぼす可能性があるので予防は重要です。万が一インフルエンザにかかったら、すぐに適切な治療をするようにしましょう。

また、妊娠中のワクチン接種によってできたインフルエンザに対する免疫(抗体)は胎児にも移行するので、産まれてまもない赤ちゃんのインフルエンザ予防につながります。

参考:妊婦さんもインフルエンザ予防摂取してもよい?(アステラス製薬公式サイト)

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