陶芸を趣味にする父の作品で食卓を彩る

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全国各地に傷跡を残した台風が去り、すっかり秋の気候になりました。

夏は火を使うと酷暑になるので煮物等は避けていましたが、秋になるとその反動で煮込み料理を作りたくなります。最近ワインにはまっていることもあるので今夜はシチューになりそうです

我が家の食器棚には陶芸を趣味とする父の作品が居並びます。もちろん陶工には及びませんが、30年以上の年季が物を言うのか立派なものです。以前は家中に飾られた壺たちを「邪魔だ」と思っていましたが、最近は実用的な食器が多く、セミオーダーメイドができるので感謝しています
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あくまでも”セミ”です。趣味なので父は自分好みの渋い色合いの食器しか作りません私も妹もそれが好きだから良いのですが、老後の商売にはなりそうにないです。

渋い色合いの食器は料理に良く合います。”良く合う”どころか、料理がとても美味しそうに見えます(例え錯覚でも満足です)。今日は我が家にある父の作品を紹介したいと思います。

2017年の春の新作については「」を読んでください

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陶器が並ぶ食卓は小さな子どものいる家庭には不向きというイメージがありましたが杞憂でした。陶器はそれ自体に重みがあって転倒しにくく、子どもには持ち難いのかガチャガチャ遊ぶこともありません。

「おじいちゃんが作ったやつだから大切にね」

そう言い続けたおかげか、娘は上手に陶器を扱います。興味がないわけではなく、以前に比べて力がついた今ではママゴトで使おうとするときもあります。使い方が間違っていないので怒ることはなく、丁寧に扱っているので怒る必要もありません(片付けろと言うことは多々あり)。

IMAG1309_大皿2枚
これは秋から冬にかけてヘビロテされます。1人前のシチューやパスタに丁度よいサイズで深さもあるので便利にしています。淵を飾る模様がこの頃の父のお気に入りだったようです。
IMAG1308_鉢
上の皿と同じような柄の小鉢です。写真では分かりづらいですが、私の手の平で淵の部分を包むようにガシッと掴んで持ち上げることができます。副菜に丁度良く、頻繁に食卓に登場します。

真っ白ではありませんが淡い色合いの渋い食器なので和食はもちろん洋食や中華料理にも合います。食器が好きなのでこんな食器を友人の結婚祝いに贈ろうと思ったのですが、陶器など割れやすいものは”仲が割れる”という意味につながるため結婚祝いでは嫌がられるそうです
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いくら友人でも華燭の典を汚したくはないので無難なものを選びました。共働きで医者の彼女のために、レンジで使えてそのまま食卓に出せる保存容器にしました…が、陶器は”割れたときにいくつも破片が生まれることから子孫繁栄を意味する”こともあると後から知りガッカリしました。

▽ムーミン好きの友人のために贈った結婚祝い


「慣習にとらわれず自分の直感を大事にすれば…」と最初は後悔もしましたが、陶器は食洗機が使えないし、欠けやすいし、メンテナンスも大変なので「自分の価値観を押し付けなくて良かった」と毎日忙しそうな彼女のFacebookを見てそう思っています。

確かに陶器はメンテナンスが大変です。きちんと乾かさないといけないし、ちょっとした衝撃で縁など簡単に欠けてしまいます。陶器のメンテナンスについては「」を読んでください。
IMAG1310_大皿1枚
家族で取り合うのにちょうどいい器ですが、縁に向かって薄くなっているので欠けやしないかと常に気を使って洗っています(柄を書いた釉薬が溜まったところが欠けに見えて焦ることもあります)。

欠けても危険がない限り使いそうなほど気に入っている器ですが、風水では「欠けた器を使い続けると運気が下がる」と言われています。その一方で日本には歴史や想い出を大切にしようと「金継ぎ(きんつぎ)」という技術・文化があります。

金継ぎは「金繕い(きんつくろい)」とも言い、陶器の破損した欠片を漆で接着し、金などの金属の粉で装飾して仕上げる修復方法です。見事真っ二つのような器もキレイに使えるようになるそうです(一風変わった風味に仕上がると評判)。

金継ぎは2011年の東日本大震災以降注目されている技術で、今は全国各地でワークショップが開かれているそうです。そんなに難しい技術ではなく、金継ぎに必要な材料が一式になって売られているなどかなr”お手軽”になっているようです。

「物に命が宿ると考える日本人らしい優しい技術」と思うか、「”もったいない”とすぐ考える日本人らしい実用的な技術」と思うかは意見が分かれるところですね

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