野良猫・野良犬の糞尿被害を防ぐため木酢液を使用してみた

我が家の芝生の庭に野良猫がまたフンをしていくようになりました。ブツから半径1mに漂う悪臭、即処理してストックしてあった市販の忌避剤を撒きました。

…が、よく考えたら前回この忌避剤をまいてからあまり期間がたっていません。ずっと被害がなかったのにここで再発したのは忌避剤に猫が慣れてしまった可能性もあります。

忌避剤にはいくつかのニオイの種類があるので、違うニオイのものにした方が良いか調べていたら「木酢液」を知りました。木酢液に関するサイトを見てみると野良猫対策として有効とあったので購入し、庭にまいてみました。

後日談ですが、木酢液の効果にはビックリです。野良猫の糞尿被害がパタッとなくなりました。以来約2週間に1回のペースで撒いていますが効果は未だ継続、おかげでノンストレスです。

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木酢液が忌避剤になる理由はニオイ

木酢(もくさく)液は燻製やたき火のような、木が燻された独特のニオイがします。このニオイが「火」を連想させて、動物は木酢液を本能的に嫌がるそうです。

木酢液は「木材を乾留したときに出る乾留液の上澄み」です。炭焼きをしたときのおまけ(副生成物)です。栄養分が豊富で、基本的には植物の生育のサポートや土壌改良剤として使います。

木酢液は赤褐色のサラッとした液体です。水で薄めて撒くのが基本的な使い方です(衣服や靴等へのハネには注意)。

  • 植物の代謝を上げて生育力を高める
  • 土壌にまいて微生物を活性化させる(土壌改良)
  • 堆肥の発酵を早める
  • 害虫・害獣の忌避剤

木酢液は強い刺激臭の粗悪品もある

犬や猫の忌避剤として効果的な木酢液のニオイですが、あまりに強い刺激臭の木酢液は粗悪品の可能性があります。

木酢液は乾留している樹木、乾留時の温度、生成方法で品質にかなりバラつきがあります。 日本木酢液協会では次のようなものを木酢液または竹酢液と定義しています。

木炭や竹炭を製造する際に発生する煙の成分を冷却して得られた水溶液。水分が約90%で、残りの10%のうち、約5%が酢酸で、その他アルコール類、エステル類、フェノール類等、約200種類に及ぶ有機成分が含まれているもの

日本木酢液協会

木酢液の希釈濃度は厳守すること

一般的に市販されている木酢液は300~1000倍に希釈してから使用します。高濃度で使用すると、微生物は死滅し、植物は傷んでしまいます。

また、木酢液は弱酸性です。苦土石灰などアルカリ性のものと一緒に使用すると中和されて木酢液の効果は無くなる可能性があります。

木酢液と市販の忌避剤の優劣は?

※私の経験による個人的な見解です※

犬猫にとって木酢液は命の危険を感じるニオイ

犬猫の糞尿被害を避けるためには、犬や猫が嫌うニオイを漂わせると良いです。犬猫にとって嫌なニオイがする点では木酢液も忌避剤も同じです。ただ、「嫌」のレベルが違います。

  • 木酢液…命の危険を感じるレベル
  • 忌避剤…虫が好かないレベル

「殺し屋」と「気が合わない人」くらいの差があります。気の合わない人でも一定期間一緒にいれば慣れますが、殺し屋は本能的な恐怖に近い感情を覚えるので慣れることはありません。

忌避剤の場合はニオイに慣れない様に毎回ニオイを変えないと忌避効果が薄まりますが、木酢液は臭いに慣れることがないのでずっと使用できます。

木酢液(原液)の価格は忌避剤の半分以下

木酢液の販売価格は一般的に2リットル(原液)で約600円です。単純に量で計算しても価格が忌避剤の半分以下です。

忌避剤と違って雨に強い(水に成分が溶けにくい)ということはないので、忌避剤よりも撒く頻度は増しますが圧倒的に経済的です。

忌避剤は人工物だが木酢液は天然のもの

木酢液はオール天然成分なので、小さな子どもがいる家や、ペットを室内で飼っている家でも安心して使えます(屋外でペットを買っている場合は木酢液は使わないようにしましょう)。

木酢液のニオイは人間には無害ですが(動物も「嫌う」だけで健康被害などはない)、小さな子どもは不慣れな木酢液のニオイを嫌がる傾向があります。実際に長女に「くさい」と文句を言われました。

木酢液に消臭機能はない(忌避剤にはある)

犬猫は一度糞尿をした場所に繰り返し糞尿をします。忌避剤はこの繰り返しを避けるために消臭機能もあります。

一方で、木酢液に消臭機能はありません。そのため被害後は一定期間悪臭に悩まされることになります(私は残っていた忌避剤で消臭してから木酢液をまきました)。

忌避剤を木酢液に変えたら被害ゼロ

忌避剤を使っていたときはしばしば野良猫のフン被害に悩まされましたが、木酢液をまくようになってから野良猫のフンの被害がほぼゼロになりました(1ヶ月以上木酢液をまき忘れたときに被害にあったことがある)。

木酢液に唐辛子を混ぜて忌避効果を増強

埼玉県の公式サイトでは木酢液に唐辛子とレモンバームの葉を入れた強力版が公開されています。

また、木酢液は希釈して撒く以外にも「空き缶等の容器に木酢液(原液)をしみこませたスポンジや布を入れて置いておく」という方法があります。

においは時間が経つと薄れてしまうので、反復継続して散布したり設置したりすることが大切です。

野良猫が嫌がる植物を植えて庭を守る

犬猫、特に猫が嫌がる臭いがする植物について調べると次の植物がありました。

ミカン科の常緑低木・ヘンルーダ

6月~8月に黄色い花を咲かせるヘンルーダはオーストラリアでは猫の嫌がる植物として有名です。

植え付けは春または秋がベスト、丈夫でとても育てやすい植物です。耐寒性はやや低いですが、宿根草なので地上部が枯れてもまた芽が出てきます。

忌避剤にも使われるスーッとした香りのミント

ミントの香りは猫が嫌がります。耐寒性があり、宿根草なので冬になって枯れても地下茎が生き残り暖かくなると新しい芽を出します。

繁殖力が高いので他の植物を駆逐してしまう可能性があります。ミントを植えるときは鉢植えに、そして猫の通り道をチェックしてミントを育てる鉢を置くと良いです。

ミント1種類では一辺倒の香りになり猫も慣れてしまうので、ローズマリーなどと一緒に植えると猫よけ効果が一層高まります。

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takka

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