秋の蚊は夏の蚊よりかゆい気がする理由は?

あの小さな蚊が1匹でもいるとヒトの睡眠は妨げられます。

一昨日はひたすら蚊に刺される日でした。芝のメンテナンス中、娘のお迎え中、そして寝ている間…とてもかゆいです。夏よりもかゆい気がします。

蚊というと夏が一番活動が活発なイメージがありますが、「秋の蚊の方がかゆい」という人が多いことを知っていますか?

蚊に刺されるとかゆくなる理由

蚊の唾液に対するアレルギー反応です。

蚊はヒトを刺すとき、まずヒトの体の中に唾液を送り込みます。蚊の唾液には血液を固まらせない酵素や麻酔の成分などが入っています。

この唾液にヒトの体は反応し、皮膚からヒスタミン(たんぱく質の1つ)が出てかゆみを感じる神経を刺激してしまいます。

蚊に刺されると赤くなる理由

蚊に刺された痕が赤くなるのは、蚊の唾液を血が洗い流しているからです。

ヒトの体は異物を拒絶するようになっています。そのため、蚊の唾液がヒトの体に入ると、その部分の血管が拡張して血液が集まって血漿が異物を洗い流そうとします。

秋の蚊の方が「かゆい」「腫れる」と言われる理由は?

科学的な証明はありません。

「気のせい」という意見もありますが、秋の蚊の方がかゆい・腫れると感じる人は“気のせい”で片付けるには多いです。

検証① 夏と秋で蚊の種類が違う?

同じです。

日本に広く分布しているのは「ヒトスジシマカ」と「アカイエカ」の2種類です。この2匹は活動時間は異なるものの、どちらも春~秋にかけて活動しています。

ちなみに、夜間の室内で私たちの睡眠を妨げるのは大概アカイエカです。

検証② 蚊の唾液の成分が変わる?

唾液の成分は変わらない(通年同じ)、と蚊の研究機関は言っています。

検証③ 血をたくさん吸われる?

一番有力な説です。

  • 25~30℃は蚊が活動しやすい温度
  • 秋に繁殖期を迎える蚊が多い
  • 繁殖のために栄養がたくさん必要

蚊に刺される回数が増え、たくさん血を吸われると、それだけたくさん唾液が体の中に入ってきます。

そのため、かゆみ神経がたくさん刺激されてかゆみが強く、唾液の量に比例して血液も多く集まり刺された痕も赤く大きくなる傾向が考えられます。

『秋の蚊』は秋の季語

「秋が進み気温が下がると蚊の動きもいくらか鈍り、どこか羽音さえも弱弱しく感じて哀れに覚える」という秋の蚊は俳句の季語として使われます。

秋の蚊の よろよろと来て 人を刺す(正岡子規)

秋の蚊の 鳴かずなりたる 書斎かな(夏目漱石)

秋の蚊は”秋になっても生き残っている蚊”を指し、他にも「名残り蚊」「遅れ蚊」「別れ蚊」などと表現されます。

しかし今年の秋の蚊は違います。

今年の夏は気象庁が「災害級」というほどの酷暑で、35℃以上では活動が鈍る蚊は今年の夏はなりを潜めていました。さらに産卵のための水たまりも蒸発してしまって卵が孵化できなかったといわれています。しかし、「秋に向けて油断は禁物」と蚊よけ製品大手のある開発者は述べています。

  • 蚊が過ごしやすい秋に活発になり大量発生する
  • 活発な秋の蚊はしつこい傾向がある

ヒトスジシマカは気温が15℃以下になるまでは冬を越す卵(越冬卵)を産むため、その栄養を求めて吸血行為をするため秋になるとかなりしつこいと言われています。

蚊の発生を予防する方法

  • 卵を産みつける水たまりを作らない
  • 水たまりができてしまったら10円玉などを入れておく

蚊は銅イオンに触れると死滅します。そのため、出来てしまった水たまりに10円玉など銅製品を入れておくと良いです(蚊の発生予防には、水を取り除いて乾かす方法が一番有効)。

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takka

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