注文住宅と建売住宅の良いところはホント?

住宅には「注文住宅」と「建売住宅」があります。どちらにもメリット・デメリットがあり、我が家もどちらにしようか悩みました(土地持ちだったら悩むこともなかったのですが)。結果として我が家は土地を買って注文住宅を建てることにしました。お金はかかりますが、一生に一度の買い物なので自分の希望通りの家を建てたいと思ったからです。

今日は注文住宅と建売住宅それぞれの売り文句を検証し、我が家のこだわりポイント5つを紹介します。

▽蔦屋書店で見て「いいな!」と感じた本


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”価格”と”自由”で比べるのは正しい?

「建売住宅か注文住宅か」という悩みを解決するのは”面倒でも自由度の高い住宅が欲しい”という気持ちと”標準的でも時間や手間をかけずに欲しい”という気持ちのどちらが強いかだと考えられます。どちらが正しいということはないので、自分がどちらを重視すべきか考えるべきです。

我が家の場合は”面倒でも自由度の高い住宅が欲しい”でしたが『面倒』は予想以上です。幸いまだトラブルは発生していませんが、解からないことがたくさんあり調べながら工程が進むという状態です。それでも「やっぱり建売の方が良かったな」と思わないのは”我が家のこだわり”が徐々に形になっていっているからです。

”建売住宅の方が安い”はホント?

建売住宅の最大のメリットは価格だと言われていますが本当でしょうか?住宅雑誌suumoを発行しているリクルートが行ったマイホーム購入者アンケートの結果では次のような結果になりました。この結果をみると建売住宅の方が明らかに安いということになりますが、正直言って地方で家づくりをしている私にはピンッとこない結果です。

土地価格を含む販売形態別住宅の価格(平均)
● 建売住宅                … 3,849万円
● 建築条件付きの土地+注文住宅 … 4,073万円
● 建築条件なしの土地+注文住宅 … 4,886万円
(出典:2008年に首都圏で100~199㎡の住宅を購入した人の回答データ

多くの地方都市に共通することですが駅周辺には古い街があります。そのため建売住宅があるのは郊外もしくは交通の便が悪いところが多いです。確かに”その場所でそのグレードの建物を建てる”ことが前提ならば注文住宅の方が安いと思いますが、その場所で暮らすための費用が高くなるケースも多々あります。結果として地方都市では建売住宅だから安いとは言えないのです。

例:生活に必要な費用(交通の便が悪い土地の場合)
● 高校までの交通費が高い
● コンビニに行くにも車が必要
● 終電が早いので飲み会の後はタクシーで帰る

地方都市の不動産情報を見てみると「最寄駅まで徒歩75分」などあります。徒歩5分=距離400m(不動産会社の場合)なので、徒歩75分=6kmです。どこに家を建ててもある程度便利”という首都圏とは違い、地方は住む場所によって天国と地獄が大きく分れるのです。

地方都市は家の買い方が大きく2つに分かれます。一方は「土地を持っているからハウスメーカーで建てる」、もう一方は「土地を買うから工務店で建てる」です。地元の工務店を選ぶのは費用の問題もありますが、土地の問題も多くあります。古い街である駅周辺で土地探しをすると「狭い」「土地の形がユニーク」という土地の情報が出てきます。このことからハウスメーカーで建てることは考えにくくなり、土地の形に合わせて作ってくれる工務店が人気になるのです。

地方都市で人気があるのは工務店の建売住宅です。ハウスメーカーのように広大な”建売の街”を作れない代わりに縁故で土地を安く仕入れては建売住宅を作っています。この”縁故”がバカにできないもので駅に近い好立地だったりします(遺産整理というケースも多く土地代が安いことも)。以上のことから地方都市での住宅の販売形態の選び方は次の通りになります。

地方都市での販売形態の選び方
● 建売住宅 … ハウスメーカーの家がいい人/工務店の家を安く買いたい人
● 建築条件付きの土地+注文住宅 … ハウスメーカーの家がいい人
● 建築条件なしの土地+注文住宅 … 工務店の家でもいい人

”注文住宅は理想の家が作れる”はホント?

注文住宅の最大のメリットは自由度です。注文住宅は理想通りの家が作れると前振りされますが、実際は土地に制約があったり想像していなかったところに想定外のお金がかかり選択を迫られるなど注文住宅で理想を実現させるのは難しいです。

注文住宅での家づくりで多いのが「イメージと違った」という意見です。建売住宅の場合は建築中もしくは完成済みといケースが多く、仕上がりイメージや生活のイメージがしやすいです。一方で注文住宅の場合は図面や部材サンプルだけで仕上がりを想像しなければいけないのです。壁紙や建具の色は実際の建物の中だと雰囲気が変わることが多々あります。最近ではできるだけイメージしやすいように3Dデータを作る建築会社も多いです。

私がやって良かったと思うのは依頼している工務店のモデルハウスを参考にして部屋の広さや家具などの位置関係を決めることです。「この部屋と同じ広さ」「ここから向こうが同じ長さ」というように実物と比べることでイメージしやすかったです(旦那は3Dデータが便利だと気に入っています)。

我が家のこだわったところ

注文住宅で建築中の我が家もこだわりが詰まっています(費用や法律で叶えられない理想も多少はあり「本当はこうしたかった」という点がないわけではありませんが)。

こだわりポイント①:屋上
今からここで過ごす時間が楽しみなベランダ。バーベキューなどを想像していますが、完成予定は真冬なんですよね。屋上は防水の観点からデメリットも声高に主張されています(屋上のデメリットに関する詳細記事
屋上
家づくりでは賛否両論の屋上 photo by tuduri

こだわりポイント②:キッチンの隣の小バルコニー
いま暮らしている2つ目の小さなベランダが便利だから作った小バルコニー。ゴミを仮置きしたりするのに便利なのですが、階段を上がった視線の先にある大きな窓の外でもあるので植物も育てようかと思っています。
キッチン脇の小バルコニー
1畳だけど便利に使える外空間 photo by tuduri
階段を登った先の大きな窓
階段を上った先の大きな窓 photo by tuduri

こだわりポイント③:1階に2つある屋根付きバルコニー
「2階を広く使いたいが固定資産税を考えると延べ床面積は押さえたい」という気持ちからできた2つのバルコニー。洗濯物を陰干ししたり、自転車やバイクを置いたりする予定です。
壁に貼られた石膏ボード
北と南にある屋根つきバルコニー photo by tuduri

こだわりポイント④:無垢材
リビングと廊下・階段の床面にはブラックウォルナットを使用し、寝室の壁と玄関の軒先にはレッドシダーを使用しています。無垢材には調湿作用があり湿気が嫌いな旦那は今から楽しみにしています。レッドシダーには調湿効果の他に消臭効果があります(シダーウッドの調湿効果に関する詳細記事
玄関の軒先
時が経つと味わいが増すシダーウッド photo by tuduri

こだわりポイント⑤:リビングの梁(はり)
実際は梁の役割を果たしていない飾りの”なんちゃって梁”です。天井を斜めにすることで工事費が多少プラスされダウンライト(照明)も特殊で高かったですが、ペンション好きの私たちなりの遊び心です。
リビングのなんちゃって梁
娘のためにハンモックを吊るすとか… photo by tuduri

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▽土地購入(土地の価格)に関する記事
 
▽建築会社の種類に関する記事
 
▽シダー(レッドシダー)に関する記事
 
 
【目次記事】
☆家を建てる工程をまとめました

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