妊娠検査薬の正確さが99%以上の理由は?

妊娠検査薬で陽性反応が出たため、病院で”妊娠の確定判断”をしてきました。

・胎嚢・胎芽の確認
・心拍の確認

妊娠はこの2つの確認で”確定”と判断されます。

病院に行くのが早過ぎても確認はできません(特に心拍)。今回生理予定日の約1週間後に病院に行きましたが妊娠を確定するには早く、胎芽のみの確認となりました。
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2週間後に再受診し心拍の確認ができ、母子手帳を交付してもらいました。詳しくは「
」を読んでください。(2017年5月22日追記)

母体と胎児の安全のために”妊娠の可能性がある場合は早めの受診(確認)が大切ですが、妊娠の確定判断のための診察は保険が効かないため全額自費となります。
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”妊娠の確定判断のための診察”にかかる費用は病院によってマチマチ

実際に1人目のときは1回約1万円でしたが、2人目はその1/5の1回約2千円でした。担当してくれた産婦人科医も「妊娠に係る全ての診察に保険が使えないのはおかしい」と言っていました
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経済的サポートが少子化対策の1つになるという考え
(実際に妊娠の確認が遅れて残念な結果になったケースもあったようです)

今回は妊娠の可能性をチェックする妊娠検査薬についてまとめてみました。本記事は六本木レディースクリニックの山中医師監修「【医師監修】妊娠検査薬の反応は何日後から? タイミングと方法、注意点」(マイナビウーマン)を参考にしました。

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妊娠検査薬で誰でも妊娠が分かる

妊娠検査薬のほとんどが99%以上の精度で”妊娠している・していない”が判ります(正常な妊娠かどうかは医師の診察が必要)。

但し、妊娠検査薬が指定している「生理予定日の1週間後に検査をした場合です(検査薬によってはもっと早くに検査できるものあり)。

▽妊娠検査薬もAmazonで買える時代


説明書に沿って妊娠検査薬を正しく使えば誰にでも検査ができます。妊娠検査薬の原理は中学理科で実験する液体クロマトグラフィーです。

【液体クロマトグラフィーって何だっけ?】
・ろ紙、成分Xが入った液体(検体)を用意
・ろ紙に成分Xに反応する成分Yを付ける
・ろ紙を吊るして一端を検体に浸ける
 (検体はろ紙に吸収されて上昇していく)
・YをつけたところでXとYが反応する

基本的に液クロでは検体に反応すると色が変わる試薬を使用します。そして「成分Yの色が変わる=成分Xが含まれている」と判断します。

妊娠検査薬の場合、成分Xはヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)で検体は尿です。妊娠するとhCGが尿に含まれるようになります。妊娠検査薬のセルロース膜にはhCGに反応する抗体が塗られているのです。
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妊娠検査薬を使うタイミングが早いと(早期検査の場合)尿の中のhCG濃度が低く、正しい結果がでないことがあります。

一般的な妊娠検査薬ではhCG濃度が25~100mIU/mlに達すると色が変わるようになっています。濃度が高い朝一の尿が一番検査に適しているとも言われます。
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尿中のhCG濃度が25~100mIU/mlに達するのは生理予定日から約1週間後と言われているため、妊娠検査薬の多くは「生理予定日から約1週間後の検査」と注意しているのです。

妊娠検査薬の判定がしずらい場合

「(判定窓に)うっすら線が見える気がする」と言うやつです。hCG量が判定ギリギリの量だと反応が出にくいことがあるので、約3日後に新しい妊娠検査薬を使って再検査してみましょう

陽性判定の原因となるhCGとは?

hCGは受胎した直後から体の中で作られ始めます。妊娠していないと作られることはありません。

hCGはつわりの原因の1つであるとも予測されています(つわりの原因はまだ判明していない)。

hCGの役割
● 卵巣にある黄体の分解を防ぐ
● プロゲステロンの産生を維持する

プロゲステロン(黄体ホルモン)は子宮の内側を血管で分厚くして胎児の成長をサポートするホルモンで、妊娠に重要なホルモンです。

黄体ホルモンの分泌量が少ないと子宮内膜がはがれやすくなってしまいます。そのため状況によってはhCGを注射をして補給することがあります(hCGを補給することで卵巣を刺激してプロゲステロンの産生を促す)。

妊娠検査薬の誤判定に注意

hCGの存在を検知しているので妊娠検査薬は絶対に間違えない…と言いたいですが、妊娠検査薬だって判定を間違えることがあります

【誤判定例】陽性反応の場合
・hCG産生腫瘍
・性腺刺激ホルモン剤の投与
・hCG疑似物質が分泌(閉経期)

例え誤りだったとしても妊娠検査薬の結果が陽性の場合は医療機関に行くでしょう。

注意したいのは誤判定で陰性反応が出た場合です。「妊娠検査薬で陰性だったのに生理が来ない」と言う場合は早めに医療機関で受診しましょう

【誤判定例】陰性反応の場合
・生理の周期が不規則
・生理予定日が間違っている
・尿中のhCG量が不十分
・尿中のhCG量が多くなり過ぎた
・異常妊娠(子宮外妊娠など)
・胎児異常(胎児死亡・稽留流産など)

陰性の誤判定はほとんど「生理予定日を勘違いしていた」ことで起こります。この場合はいずれ生理もくるので安心です。注意したいのは例にあげたうち下の2点です。

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takka

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