新婚旅行の想い出から玄関扉を赤に決める

しばらく他の現場に行っていた大工さんが我が家の建築現場に戻ると聞いたので見学に行ってみると、玄関扉やサッシが現場に反有されていました。
IMAG2499_玄関扉の搬入
玄関扉が梱包資材の隙間から赤く輝いていました。玄関扉の色については、私たちは「絶対に赤と決めていたのです。

赤い玄関扉は数が少ないのですが、建築会社の営業担当さんがYKKのカタログから見つけてくれました(製品名は”ヴェナート”。スマートコントロールキーでカードをピッとかざすだけで鍵の開閉が可能)。搬入されていた玄関扉はかなり大きかったです
  ↑
アパートの玄関扉に比べると一軒家の玄関扉は高さがあるのが一般的

さて、私たちが玄関扉の赤にこだわったのは新婚旅行で行ったダブリンの街並みが好きだったからです。ダブリンの街は玄関扉がカラフルでとても目に楽しく印象的だったのです。

今回はダブリンのカラフルな玄関扉にまつわる歴史と、日本の景観法等についてまとめてみました。

ダブリンの歴史については「カラフルなドアたちの真実」(朝日新聞デジタル)と、アイルランドガイド・原さん監修の「18世紀から残るアイルランドのジョージアンハウス」(AllAbout旅行)を参考にしました。

広告


アイルランドの首都・ダブリンの街を散策するとカラフルで個性的な扉が目立ちます。同じ建物の中でも扉のデザインや色が様々あって「面白い」と思いました。

ダブリンの街に多いのは”ジョージアン・スタイル”とよばれる様式の建物です。この建築様式はアイルランドがイギリスの統治下にあった18世紀のものです。

カラフルな玄関扉の色は自分で塗る(DIY)する人が多いそうで、ダブリンのカラフルな扉は地方でも流行しているのでカラフルで個性的な扉の風景は”アイルランドの風景”となりつつあるようです。

ダブリンを始めとしてアイルランドの扉が派手な理由は諸説あります(全て都市伝説レベル)。

・いつも天気が悪いので気分を明るくするため
・酔っぱらって帰っても家を間違えないため
・扉の色は黒といった英女王への反抗
・ペンキが大量生産されるようになったから

私の押しとしては「酔っぱらって帰っても家を間違えないため」です。1階がパブになっているB&Bに滞在していたからか、連日パブライフを楽しみ夫婦で陽気に酔っぱらいました。

しかしアイルランドの古い建築の保存を専門にする機関による、一番信憑性の高い説は「ペンキが大量生産されるようになったから」です。アイルランドでペンキが大量生産され始めたのは1970年代で、このとき住民が思い思いに好きな色を塗ったという説が有力視されています。

さて、日本にもペンキはたくさんありますが建物や扉を派手にする家はありません。それは今の日本には建物の外観を統制する法律(景観法)があるからで、”したくてもできない”のです。

1950年代に日本では高度経済成長が始まり、全国どこへ行っても同じような、地域の特性・美観・伝統を軽く見た住宅やビルの建築が始まりました。地域の個性的な景観・環境の保護よりも経済性が優先され、この頃の日本は「建築自由の国」とも揶揄されたそうです。

アイルランドに行って思ったのは彼らは歴史をとても大切にしていること、大切にすることが自然(当たり前)と感じていることです。

おかげで街は近代的になっても歴史がきちんと残っており、変化しつつも伝統と現代が上手に調和した街並みになっています。ダブリンの個性的な扉は歴史的であり、現代にも調和して自然な形で街並にとても似合っていました。

私たちが土地を購入したとき、土地の売買契約書には「建物を建てるときは景観法を順守すべき」といった項目がありました。

伝統と歴史の多くを失ってから、あまりに自由にし過ぎた建築様式に日本は焦って景観法が制定しました(2005年に制定)。

【景観法第1条より】
美しく風格のある国土の形成、潤いのある豊かな生活環境の創造及び個性的で活力ある地域社会の実現を図り、もって国民生活の向上並びに国民経済及び地域社会の健全な発展を望む

法律が制定されても景観法に具体的な制限はありません。まあ、赤い扉は個性的ですがYKKの製品なので常識の範囲内なのだと思います。

赤い扉は個性的で酔っぱらって帰って来ても間違えにくいから安全、また知人等には「赤い扉の家」と教えれば良いので便利だとさえ思っています。

赤い扉については偶然ですが、風水的にも良い扉を選べたようです(偶然ですがドアノブはシルバーでした)。

玄関扉の風水(相性の良いドアの種類と色)
<南の玄関扉>

緑、青、紫の色に木製のドアノブ
活発な気が入ってきますが、刺激が強すぎてトラブルや別離などを引き起こしてしまうことも

<東の玄関扉>
鮮やかな緑、藍、クリーム色に木製のドアノブ
玄関ドアの向きとして好ましい

<北の玄関扉>
赤にシルバーのドアノブ(金属のベルをつけると尚良い)
孤立してしまいがちなので鮮やかな色で気をアップさせる

<西の玄関扉>
黒、赤、グレーにシルバーのドアノブ
楽しみ事や金運に関係する気が入ってきますが怠惰になることも

スポンサードリンク

takka

シェアする

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください