マクロビオティックで作る野菜のみそ汁

風邪をひきました。いつも喉から風邪をひき、風邪をひくと”食事をしたくない”という気分になりますが、育児中ではそれではいけないと一念発起!旬の野菜で出汁をとったみそ汁とご飯でこの風邪を乗り切りたいと思います。

”子ども=野菜嫌い”というイメージがありましたが、娘は野菜好きです。食べやすい大根やニンジンなどの根菜が好きで、里芋を煮たものなど大好物です。一方噛み切りにくい葉野菜は苦手のようです。

今日はリンネル 2016年 12 月号 [雑誌]に載っていたマクロビオティックの料理研究家が紹介していた野菜だけでとる万能だしを紹介します。

広告

健康な食生活のポイントは地元の食材を使うこと

「野菜の価格が高騰している」と報道されるときに限って野菜が食べたくなるもので、周辺の道の駅や農協直営の店などを巡って安い野菜を買い漁っていました。

北関東で暮らしているため周辺には農家が多く、販売されている野菜には地元のものが多くあります。地元の野菜はマクロビオティック的には健康的な暮らしをするために大切なもののようです。

マクロビオティックとは?

マクロビオティック”とは日本の伝統食を基本とした食事をすることで健康的な暮らしをする考え方です。日本の伝統食では穀物・野菜・海藻を中心として、旬の素材を食べて自然と調和しています。昔からの日本食では旬の食べ物がポイントとなっていることは七十二候からも分かります(七十二候に関する記事)。

”マクロビオティック”は古代ギリシア語を語源とした「自然に合わせた命のあり方」という意味です。

マクロ  = 大きな
ビオ   = 生命
ティック = 術・学問

「最近の流行なのかな?」と思って調べると、第二次世界大戦前後に生まれた考え(”玄米菜食”という自然に則した食事法)のようです。戦後、マクロビオティックは体系化されて欧米を中心に広まったそうです。

マクロビオティックの二大原則

体系化されたマクロビオティックには2つの大原則があります。

身土不二 … 暮らす土地の旬のものを食べる
”人間も植物も育つ環境は同じ”という意味で、暮らす土地の食材はそこで暮らす人の身体に合っているのです(温帯地でとれる果物は身体を冷やす、寒冷地でとれる野菜は身体を温める)。日本には四季もあるので旬の食材をとると身体のバランスが上手にとれます。

一物全体 … 食材は残さず丸ごと食べる
”ひとつのものを丸ごと食べる”という意味で、野菜は皮や葉にも栄養があるので、一部を食べるのではなく皮も葉も全てをとることで栄養が偏らず身体のバランスが上手にとれます。マクロビオティックが玄米食なのはこの原則に基づいています。

皮まで使っても安全な野菜を手に入れる方法

マクロビオティックの一物全体の考え方から野菜は皮や付いている茎・葉まで使います。そのためできるだけ無農薬のものを選ぶとよいそうですが、無農薬野菜は比較的高く食費に響きます。

”家計に響かず安全な野菜を手に入れたい”という希望を叶えるのが暮らしている土地の旬の野菜(地物)で、自然環境に合わせて生育しているので成長が早く農薬の使用量が比較的少ないことが多いのです。一方で旬ではない海外からの輸入品だったりハウス栽培の野菜は農薬の使用量が比較的多いです。

自分で作ることも安全な野菜を食べる1つの方法ですが、生産量などに問題があります。それならば”キレイな野菜”を作るために比較的多く農薬を使用している葉野菜を自分で作ることをおすすめします(葉野菜は農薬を吸収しやすく比較的残留性も高いようです)。

自然の形を崩さず作るマクロビオティックな野菜だし

おすすめする”野菜のみそ汁”の出汁は具材になっている野菜から出ている出汁です。鍋にきのこ・根菜を重ね入れて少しだけ水を入れます。野菜の量にもよりますが十数分で野菜から水分が滲み出てきます(これが出汁)。

重ね入れる順は自然の形に合わせて、上に伸びる野菜(きのこなど)は下に入れて、下に伸びる野菜(根菜など)は上に入れて成長の形に合わせます。水を少量に抑える理由は野菜の中の旨味を引き出す為で、水を入れると旨味が薄まってしまいます。旨味が出やすいようにちょっとだけ塩を加えるのがポイントです。

野菜のみそ汁におすすめの冬の野菜
● えのき茸
● 大根
● にんじん
● れんこん
● ごぼう

出汁をとる野菜は具材にもなるので食べやすい大きさに切りますが、大きさや厚みは同じになるように切ります。自然の成長に逆らわないように、縦に伸びる野菜は縦向きに切るのがマクロビオティックの考え方のようで面倒にも感じますが、全体的に同じくらいの大きさ・厚みになるので理に適っているのです(輪切りにして扇型となると厚さがそろっても大きさがまちまち)。

みそ汁、ミネストローネ、カレーに応用可能

野菜出汁に味噌を加えればみそ汁になりますが、マクロビオティックにこだわらなければトマト・ベーコン・ローリエ・粉チーズ・塩・胡椒を加えるとミネストローネ、ガランマサラ・小麦粉・味噌(隠し味)を加えるとカレーなど色々な料理にアレンジすることができます。

食事は健康な身体を作り維持するために大切なものですが、楽しむことも大切です。マクロビオティックにこだわって食事の楽しみを失わないように気をつけましょう(有機野菜にこだわってしまう人が多いようですが)。

【関連記事】

スポンサードリンク

0

takka

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。