街道で食べる 本庄宿の蕎麦ならば「ろ」

妹が遊びに来たので目をつけていた蕎麦屋さんに行ってきました。最寄駅はJR八高線「児玉駅」ですが駅から距離があり、車でしか行けないような蕎麦屋ですがインターネットで評判の人気店です。

本庄市内で旧中山道から外れて国道462号線を児玉方面に道なりに進み、国道254号との交差点を通り過ぎて児玉市内に向かいます。オススメの蕎麦屋「ろ」は児玉サービスセンターの南200mほどの位置、左手にあります。

まるで民家の様な佇まい、看板と言えば入口の傍に「ろ」と掘られた行燈がひっそりと置かれているだけです。今回はこのお店を紹介したいと思います。

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おばあちゃん家を思い出す

「ろ」は店舗というより民家の佇まいで駐車場も特別広くありません。”1テーブルにつき車1台”が停められるような雰囲気なので、車が駐車できない場合は「ろ」での食事を諦めましょう(実際に過去2回諦めました ※どちらも平日昼でした)

駐車場ではできるだけ後ろ向きに駐車した方がよいです(奥の1~2台分の駐車エリアは不可能ですが)。駐車場に十分な広さがないので、場合によっては後ろ向きに駐車場を出ていくことになります(前の道は基本的に空いているのでバックで出てきてもあまり問題ありませんが)。

店舗の入口は夏の暑さを忘れさせる涼やかさ、日頃の喧騒を忘れさせる静かさがあります。長めの暖簾がなかったら普通に、御庭の趣味が良い民家です。入口は引き戸、カラカラッと軽やかな音を立てて引けば藤のソファが置かれた待合スペースがあります。脇の棚では陶器の器が売られており、渋い色味に財布の紐が緩みかけました

待つ順番を書く紙もなく店員さんの出迎えもなく…「どうすれば良いのか」とやや戸惑いましたが、同じように待っているのは1組(見た目50代の御夫婦)だけだし、藤のソファは座り心地が良さそうだしで座って待っていることにしました。店内をジロジロ見られる雰囲気ではなかったのですが、後から聞いた店員さんの話によると椅子とテーブルのある広めの部屋、6畳の御座敷、4畳の御座敷の3つに分かれているそうです。

私たちが食事をしたのは2つテーブルがある、百日紅の柱が目立つ床の間のある部屋です。地窓からは管理された庭がちらっと見えて落ち着く雰囲気です(3歳児連れの”落ち着く”なんてたかが知れてますが)。4畳の部屋もテーブル1つの座敷席のようで、子連れで行く場合は事前に予約するとほぼ貸切で1部屋が利用ができそうです。

バリアフリー仕様にはなっていないので車椅子のお客さんは不便すると思いますが、元々はリビングだと思わせる南の庭に面した部屋には椅子とテーブルが用意されています。

「ろ」は器ひとつも凝っている

「ろ」のお品書きは手書き、(多分)達筆で読めない点もありましたが姉妹で頑張って読解しました。平日昼限定のランチメニュー(2,000円)では多過ぎるということで、せいろ(500円)2枚と季節の天ぷらを1つ注文しました。蕎麦以外の品はお値段が書かれてなかったので注文にドキドキしましたが、季節の天ぷらは1,200円でした(会計時に発覚)。

「甘いものも欲しいね」と言うことで”いつも何かしら用意されている”と書かれた甘いものについて訊ねると、食事を終えてから作り出す(そばがきは練り出す)ので時間がかかるということ残念ですが直ぐに出せるというアイス、牛乳を煮詰めてちょっと甘くなり過ぎたと店員さんが言うバニラアイス(400円)を注文しました(練乳のようで美味しかった)。

「ろ」の器は陶器が多く、テーブルには娘のためにと用意された水のグラス以外は陶器が並びます。中には「ろ」と書かれた器もあったので「誰か(関係者)が陶芸をやっているのかな」と陶芸をやる父親の影響で陶器に興味がある妹との話に花が咲きます

娘のために用意された取り皿も陶器です。父のおかげで陶器の重さなどに慣れしていた娘は難なく扱っていましたが、軽いプレスチック性の食器をいつも使っている子どもは注意が必要です。

丁寧に作られた蕎麦とレトロな香り

ろ(せいろと季節の天ぷら)
せいろに入って運ばれてきた蕎麦は私や娘好みの、ちょっとゴワゴワした1本1本がしっかりとして太さのある蕎麦です。丁寧に茹で上げられて水にさらされた、しっかりとした歯ごたえと蕎麦の風味が美味しかったです。

天ぷらも揚げたてでサクサク「家じゃ絶対に揚げ物はやらないよね」と適当に好きなものをつまみ、ピーマンと勘違いしてシシトウを食べた娘のビックリ顔に大笑いしました(娘、ごめん)。

食べ物の味は雰囲気にも左右されるもので、タイムスリップしたようなレトロな空間は丁寧に作られた蕎麦にプラスαの美味しさを加えてくれました。他のお客さんもご年配の夫婦だったり、女性の友人同士だったり…外回りの営業マンのような時間に追われた雰囲気は一切なくのんび~りと食事を楽しんでいます。私たちも時にヤンチャする娘を注意しつつ、のんびりと食事を楽しみました(旦那に「悪いね」と内心謝りつつも)。

時間に余裕のある方はぜひ「ろ」に行ってみてください供されるお茶(多分そば茶)を片手に、久々にボーッとすることができますよ。

【店舗情報】 ろ
住所    埼玉県本庄市児玉町金屋1346-1
電話番号 0495-72-8666
営業時間 11:30~15:00(LO.14:30)/17:00~20:30
定休日   月曜日

※情報が間違っている可能性があります。事前に電話をして確かめるようにして下さい。

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takka

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