元気な芝生の庭を作るための芝草選定ポイント

南の庭は芝生の庭にしよう

計画を実行するために庭の一部に穴を掘り目立つ石を放り込んでいく…上手くいくと思いましたが、”穴を掘る”段階でつまずきました。
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穴を掘るとでてくる数十年の歴史…と言えれば良いのですが、不法投棄の記録車のマフラー、絨毯、陶器、植木鉢、屋根瓦etc…信じられない量と内容にモラルを疑いました

庭に蔓延る根っこの量が多かったので、燃えるゴミですが自治体の焼却炉に直接持ち込みました。子連れで何度もいくので焼却炉のスタッフさんに覚えられそうです焼却炉への持ち込みについては「」を読んでください。

結果としてシャベルとレーキで済むと思った作業に、バチヅルとフルイが加わりました。大きな物置を設置して良かったです

▽ 手のマメの原因になったバチヅル

バチヅル 柄付 1.5KG 1.5kg
トンボ工業(株)

▽ 二の腕の収縮に一役買ったフルイ


それでも「千里の道も一歩から」ですねようやく終わりが見えてきて、ようやく芝の種を選ぶ段階に進みました(庭もキレイになりました)。
南の庭
今回は芝草の選定ポイントと芝生を植える前の準備についてまとめました。芝生の庭を作ろうと思っている人の参考になると嬉しいです。

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日本芝と西洋芝がある

芝に利用できる芝草は次の4条件を満たす必要があります(ほとんどが”イネ科”)。

● 草丈が低い
● 刈っても成長する
● 踏んでも大丈夫
● 密集して生える

芝には「日本芝」「西洋芝」があります。

日本芝は昔から日本の土で自生していた芝草で、西洋芝は明治以降に日本に入ってきた芝草です。日本の気候(高温多湿)・土壌に適している芝は日本芝です。
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日本芝の場合、休眠期である冬は茶色く枯れてしまいますが、春になるとまた緑色になるため季節感を感じることができます。

但し日本芝は寒さに弱いため、北海道や東北地方の北部で日本芝を生育させることは難しいです。

日本芝の人気な品種は「野芝」「高麗芝」「姫高麗芝」です。

ゴルフ場のグリーンによく使用されているのが高麗芝で、ラフに使用されているのが野芝です。姫高麗芝は非常に美しい芝生なのですが、生育が早く管理が大変という欠点があります。
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生育の早さ(管理の大変さ)を問題視する場合は西洋芝も向きません

生育が早いため刈り込みや施肥の回数が多いです。日本の環境に合わせて開発されていないため、バミューダグラス類やティフトン類は日照が必要など生育環境を選びます(ウィーピングラブグラスは日陰湿地で生育可能)。

夏草と冬芝でも分類可能

芝の種類は「暖地型芝草(夏芝)」と「寒地型芝草(冬芝)」で分けることもできます。

一般的には関東地方を含む西の地方(太平洋沿岸部側)は夏芝、関東より北の地方や標高が高くて涼しい地域は冬芝が適しています。どちらにも属さない中間地域では夏芝・冬芝のどちらも植えることができます。

夏芝とは?

夏芝は熱帯から温帯地方で生えていた芝草の種類で、生育気温は25~30℃です。日本では春から秋にかけて成長します。

夏芝は寒くなり始めると落葉し、冬の間は休眠します。茶色く枯れたようになりますが、春になると緑が復活します。

【日本芝】
高麗芝、姫高麗芝、野芝、ビロード芝 など

【西洋芝】
バミューダグラス、セントオーガスチングラス、センチビートグラス など

冬芝とは?

冬芝は温帯から亜寒帯地方で生えていた芝草の種類で、生育温度は15~20℃です。冬芝は0℃以下でも冬枯れしないので一年中緑のままです。

寒さに強い一方で暑さや乾燥に弱いため、日本では東北地方の北部や北海道などでしか夏の暑さに対応できません(適さない地域では夏枯れを起こす)。冬芝のほとんどは西洋芝です。

【西洋芝】
クリーピングベントグラス、トールフェスク、ケンタッキーブルーグラス など

適応地域については一般論であり、最近では耐暑性や耐病性が強い品種が開発されているので(特に冬芝)、自宅の庭に合うかどうかはそれぞれ芝の種類の説明を見て判断する必要があります。

芝生が育つ環境を作る

芝生の生育には陽当たり、水はけ、風通し、土壌等が大切です。適さない環境に芝生を植えても生育せず、枯れたり病害虫で腐ったりしてしまうことがあります。

陽当たり

芝生の場合は1日中日の当たる南向きの庭が理想的です。

そう言っても日本の住宅事情ではそれは厳しいですが芝生を諦める必要はありません。今の芝生の多くは品種改良を重ねられ、1日のうち半日(4~6時間)ほど日の当たる環境ならば育ちます。

水はけ

芝生は水はけが大切です。水にずっと浸かったまま、湿ったままだと根や芽が腐ったり、病害虫が発生しやすくなってしまいます。

芝苗を張った場合は、芝苗を張った後1週間くらいは土が白くなったら水をあげる程度で十分です(2週間くらいはあまり足を踏み入れないようにするのがベスト)。

芝生に適した水はけの目安は、大雨が降った後の水溜りが1~2日で解消される程度です。水はけの悪い庭の場合は砂を入れたりしますが(目土入れ)、固まって水はけが悪い程度ならばエアレーションで水はけが改善できます。

エアレーションについては「 」を読んでください。害虫の駆除については「」を読んでください。(2017年9月25日追記)

風通し

病害虫防止のために風通しを良くします。定期的な刈り入れ(芝刈り)と、枯れた芝生を取り除くサッチ取りで十分です。

芝刈りの目安は最盛期には月に4回、春と秋は月2回です。芝刈りをすることで上に伸びる栄養分が新しい葉や茎になり、芝が密生します。芝刈りは4cmくらい残るように刈るのが良いです。
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しばらく芝刈りができずに伸びすぎてしまった場合は急に短くならないように注意!(今まで陽の当たらなかった葉や茎に急に陽が当たると枯れてしまうことがある)

刈り跡が残らないきれいな芝生を作りたいなら、芝刈りの方向は都度、タテ・ヨコ・ナナメと刈るようにしましょう。

サッチとは枯れた葉や茎などが固まったもので、これが堆積すると水分・養分の吸収が悪くなります。サッチがある場合はナイフや鎌で20~30cm間隔に浅い切れ目を入れてレーキなどを使ってかき出します。

芝刈り・サッチ取りについては「 」を読んでください。害虫の駆除については「」を読んでください。(2017年9月25日追記)

土壌

芝生は弱酸性~中性の土壌を好みます。一般的な日本の土壌ならばおおよそ弱酸性~中性ですが、酸性度が高い場合は苦土石灰やケイ酸肥料などを蒔いて調整しましょう(苦土石灰は1㎡に100~200gで良い)。

芝生が生育し続けると土は徐々に酸性化していきます。適度にケイ酸肥料をまくことで土壌を改善することができます。

植物が生育するためには3要素(チッ素、リン、カリウム)が必要です。芝生に肥料(骨粉、堆肥、草木灰、酒粕、鶏糞などの有機肥料)をまくのは晩秋~春先の葉が枯れている時期が適しています。
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有機肥料は強いニオイがあるので庭にまく場合は注意(我が家は酒粕などニオイの強くない有機肥料をまきました(2017年10月18日追記))

春から秋にかけては芝生用の化成肥料がおすすめです(多過ぎると芝生が肥料焼けしてしまうので注意)。

草むしりなどで芝生に凸凹ができた場合などはふるい等を使って目土をかけます(目土に肥料を混ぜておくと良い)。

芝生の生育が悪い部分があったらその部分だけ芝を剥がし、しばらく陽にあてた後に新しい土を入れ芝を戻してよく踏み固めましょう。元気がないときはちょっと上から土をかけるだけで生育具合がガラリと変化します。

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takka

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