「今年を表す漢字」は毎年清水寺で発表、世相を表す今年の一字は?

日本漢字能力検定協会は毎年、はがきやインターネットを通じて公募し(一般公募)、応募数が最も多かったものを「今年の漢字」に選んでいます。「今年を表す漢字」は毎年12月12日に清水寺で、お坊さんが大きな紙にバンッと書いて発表します。

「なぜ清水寺でお坊さんが書くのか?」と疑問になって調べてみると、漢字能力検定協会の本部は京都にあること、現在清水寺の貫主・森清範さんは協会の元理事であり京都の仏教界に影響力のある人、といった推察が出ていました。

どんな由来があるとはいえ、タテ1.5m、ヨコ1.3mのサイズの越前和紙に、広島県産の熊野筆を使って一気に書き上げられこのセレモニーは盛大であることに間違いありません。

【2018年12月13日 加筆・修正しました】

2018年を表す漢字は「災」

平成最後を締めくくったのは「災」でした(得票数:20,858票)。

  • 西日本豪雨や大阪府北部地震、北海道胆振東部地震を始め、自然災害が相次いだ
  • 不正検査やデータ改ざんなどの企業における人災がマスコミを賑わせた

「今年は”平成最後”だから「平」の字かな」と私は思っていましたが、残念ながら「災」でした。

しかし、”平成”という元号の由来を調べるとやや皮肉めいた終わりに感じます。

新元号「平成」を発表するときに述べられた理由によると、「平成」は『史記』五帝本紀にある「内平外成」および『書経(偽古文尚書)』大禹謨の「地平天成」をもとにしていて「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味です。

その最後が「災」、国の内も荒れ、地も荒れて「平和」とは言い難い終わりとなりました。ちなみに、他には次のような漢字が候補にあがりました。

「平」:平成、平昌五輪、大谷翔平選手、安田純平さん

「圧」:スポーツ界で相次いだパワハラ=圧力

「安」:今年引退した安室奈美恵さん

「災」:西日本豪雨や大阪府北部地震、北海道胆振東部地震など相次ぐ災害

「終」:平成の終わり

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